インドハッカ(Common Myna)
どこでも見かけるこの鳥。
最初は珍しいと思っていましたが、どうもそうではないようです。
インドハッカ
インドハッカ(印度八哥、Acridotheres tristis)は、カバイロハッカ(樺色八哥)の名でも知られる[3][4]スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属に分類されるアジア産鳥類の1種である。英名は Common Myna であるが、時に Mynah と綴られるほか[5]、"Indian Myna" とも称される[6][7]。開けた疎林にいる雑食性の鳥で、強い縄張りの習性を持つインドハッカは、都市の環境にも非常によく適応している。インドハッカの分布域は急速に拡大しており、IUCN (国際自然保護連合)種の保存委員会 (Species Survival Commission: SSC) [8]が2000年に、非常に侵略的な外来種の1つであり、地球上において、その上位100種のなかでわずか3種の鳥類のうちの1種であることを発表したように、インドハッカは生物多様性ならびに農業や人的利益に対して影響を与えている[9]。特に、本種はオーストラリアの生態系に深刻な脅威をもたらしており、それは「最重大有害種/問題」 ("The Most Significant Pest/Problem") などと名付けられている[10]。
インドハッカ(英: Common Myna)は、インド文化の重要なモチーフとしてサンスクリットおよびプラークリットの文学の双方に見られる。Myna は、ヒンディー語の mainā に由来し、それは、サンスクリット語の madanā から生じている[11][12]。
そのインドハッカの分布域は、2000年にIUCN 種の保存委員会が、世界の侵略的外来種ワースト100のなかに本種をあげるほど拡大している[9][23]。
日本では、飼育下から逃げ出したものが野生化し、繁殖しているが、まだ問題となる個体数は認められていない[23]。本州ではこれまで千葉県、神奈川県のほか[2]、埼玉県の記録がある[23]。また、四国や九州[16]、南西諸島の久米島、与那国島でも記録され[23]、石垣島においても繁殖が認められている[16]。これらは本来の自然分布域に比較的近いため、自然の飛来例であるか移入個体例であるか確定は困難だが[23]、八重山諸島の個体については、台湾で移入繁殖した個体が渡来しているものと考えられる[16]。
Wikipediaより抜粋