毎日の出会いは一期一会

毎日出会うすべてのものたちから、記憶に残したいものを少しだけ

郊外の里山で思う

長かった研修が週末にやっと終わり、息がつまりそうだったので、日曜日、短い時間でしたが車で郊外へ行ってきました。

 

ちょっと郊外の里山を歩くだけでも癒されます。

クサギの花にはモンキアゲハやカラスアゲハが来ていました。

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(カラスアゲハ)

 

そして、知らずに立ち止まっていた脇のガードレールには蜂の巣が!

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初めてみる不思議なガ。こっちを見ているような大きな目玉は鳥へのアピールでしょうか。

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トモエガの仲間、ハグルマトモエかな??

 

 

里山の生き物たちが死んで土に還るためにたくさんの昆虫や微生物たちが関わっています。その循環は、気付かないところで日々、休むことなく行われています。

でも、犬の散歩で見かけた家の近所のセミの死骸は、アリが来ることはあっても、土に還ることなくアスファルトの上でそのまま転がっていることもあって、循環が断ち切られているように感じるのです。

私たちが作った便利な都市は、自然のサイクルが難しいコンクリートで固められた町で、何かが足りないと強く思います。

今の当たり前の暮らしが、ちょっと当たり前じゃないのかも、と思う人が増えて、都市が人にも生き物たちにも住みやすい形に変わっていってくれたら、と思っています。