毎日の出会いは一期一会

毎日出会うすべてのものたちから、記憶に残したいものを少しだけ

ガラス1枚の先のロケット

バードフィーダーをベランダにぶら下げたら鳥以外(10/29の投稿)もやってきたので、いろいろ考えて、庭ではなく窓のサンに付け替えました。

レースのカーテン越しに見えるガラスの向こう側が賑やかです。

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シジュウカラ専用となっていますが、

 

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たまにスズメもやってきます。

シジュウカラとスズメでは動きの速さが違い、スズメはのんびりさんでしばらく滞在していることが多く、シジュウカラはせっかちさんですぐに移動します。

 

ベランダには水飲み場だけを3カ所作りましたが、水を飲んだり水浴びしたりと、3カ所とも使っているようです。シジュウカラやスズメ、そしてたまにヒヨドリもやってきます。植木鉢のお皿に小石を敷いた小さな容器なので空になっていることも多く、毎晩補給しています。

 

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このバードフィーダー、我が家ではその形からロケットと呼んでいます。イギリスで買ってきました。イギリスは野鳥が身近な存在で、大きなスーパーでは野鳥の餌やフィーダーなどを必ず見かけました。日本ではマイナーなファットボールは、大きなバケツに入って売っていて羨ましい! 小道を歩いているとよく見かけたロビン(ヨーロッパコマドリ)は、クリスマスカードのスターです(笑) 日本に戻ったら冬は小鳥たちの応援をしたいとずっと思っていました。

 

イギリスから戻る時、手持ちの荷物の量に制限があったので、かさばるこのロケットは夫に嫌がられましたが、寒さ凌ぎに買った分厚い衣類は処分し、大事に運んできました。日本でもバードフィーダーは手に入りますが、色々と考えながら選んだので思い入れがあります。

 

 

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一緒にゴミゴミした住宅地での冬を乗り切ろう、という思いでバードフィーダーをつけてみてわかったのですが、身近で感じる元気な鳥の姿は、落ち込んでいる時や疲れた時の癒しです。なんでだろう、一生懸命生きている姿に、自分も今を生きているという実感を感じるからでしょうか。