日の出と日の入り、そして冬至
今年の冬至、12月21日が過ぎ、これからは昼間の時間が長くなっていきます。
この冬至、実は昼間の時間が一番短い日です。日の出、日の入りが一番遅く、早い日という意味ではないのです。
日の出が一番遅いのは1月に入ってから、そして日の入りが一番早いのは11月下旬〜12月初旬です。
今年の東京の日の入りは、11月26日から12月12日まで16時28分になり、その後徐々に遅くなっていきます。12月21日の冬至は16時32分。
逆に東京の日の出は、2021年1月1日から1月13日まで6時51分で最も遅くなります。12月21日の冬至は6時47分。
なぜかというと、地球は、地球儀のように綺麗な円形ではないことと、地軸が傾いているからです。
こんな物知りになったのは、先日、国立天文台の方の話を聞く機会があったからでした。
最近、はやぶさ2も話題になりましたが天文は解説してもらうととても面白く、視点がワイドです。研究が進み、わかってきていることが徐々に増えています。この地球号を考える時に必要なんだなと思ったりしています。
少し前に、土星と木星が接近して見られました。キリストが誕生した時にとても明るい星に導かれるようにして東方の3賢者がやってきたというベツレヘムの星は、研究者の中には、この木星と土星の接近で明るく輝いて見えたのではないかという説もあるそうです。
今日はクリスマスイブ。商業ベースにのせられてローストチキンとケーキを食べようと思っていますが、お祝いの意味に少し近づけた気がしました。
昨日の午後、犬散歩で撮った月。空を見上げるのがちょっぴり楽しいです。