毎日の出会いは一期一会

毎日出会うすべてのものたちから、記憶に残したいものを少しだけ

窓のサンの血痕

窓際のバードフィーダーは、たまにインコが数羽でやってきて、大喧嘩をしながら餌を食べています。

昨日も窓際が騒々しくなり、ふっと見てみたら餌場を取り合っているところでした。

 

今朝、ひまわりのタネを補充しようと窓を開けると、窓のサンに血痕が点々とついているのです。最初は赤い点を血痕とは気づかず、赤い実の汁がついた?と思っていたのですが、夫いわく、昨日、インコがきたところを見ていたら、1羽、弱いインコがいて、首のところが赤くなっていたから齧られたのかもしれないと。

たぶん、餌の取り合いの時、あの大きな鋭いクチバシで首のところを噛まれたのでしょうか、こびりついた血痕を拭き取るのも大変で、この寒さのなか、傷が致命傷にならないか密かに心配しています。

 

 

樹木は、同じ樹種の中でも競争が起きます。種内競争と呼ばれています。今回のインコの喧嘩です。それと比べて、違う性質の樹種が競争するのは種間競争。インコとシジュウカラの関係は樹木でいう種間競争です。

同じ樹種が同じ時期に植えられる人工林は特殊な環境で、どの木も同じように育つ中での種内競争がありますが、自然の状態では弱いものが淘汰されていきます。命のあるものは、植物であれ、動物であれ、生き抜いていくのは、本当に厳しいと感じます。

 

 

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今日はお天気がいいので鳥見に行ってこようと思います。

 

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(写真は、近くの電線にとまった、仲良しのワカケホンセイインコ。)