縫い目のある富士山
昨日は仕事で山梨へ。
途中で見えた富士山は、雪化粧して、登山道がはっきりと見えていました。
ツヅラ折の登山道、下の方はまるで縫い目のようです。
立春を過ぎ、日差しは少しずつ強くなってきているように感じます。
生き物が動き出す啓蟄まであと1ヶ月くらい。
外歩きで出会える生き物たちが増えてくると思うと楽しみです。
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実家で一人暮らしの母のデイサビース通いが始まりました。
週2回、朝迎えの車がきて、午後送ってもらい戻ってきます。
仕事に出る前の朝の時間、「明日だっけ?」と確認の電話がきます。
明後日だよ、と伝えると、「あぁ、明後日ね」と言ったすぐあと、「明日だっけ?」
それを繰り返します。何度も何度も繰り返し、出かける前の時間をどんどん吸い取られると、ついついこちらの声が大きくなり、その後、イライラしながら仕事へ向かう・・・。家族の関係は、お互い遠慮がなくなるので本当に難しいです・・・。
そして「私は普通なのに、最近ものがなくなる」と訴えます。
認知症は病識がない、とわかってはいましたが、本当にその通りだなぁと思い、私もいづれこうなるんだろうか、周りの人が同じことを感じるんじゃないか、と思ったり・・・。
お世話する人は身体的なことに加えて、こういうメンタル的なことも背負うことになり、介護は本当に大変だと感じます。
これからますます大変になっていくことでしょうから、受け止められる大きな気持ちを持てるよう時々意識したいと思っています。