毎日の出会いは一期一会

毎日出会うすべてのものたちから、記憶に残したいものを少しだけ

シマキンパラ(Scaly-breasted Munia)

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24 Feb 2020 Bangkok

稲穂に集団でやってきたのはシマキンパラ(Scaly-breasted Munia)

実は借りていた図鑑を返却してしまったので、同定にちょっと自信がありません。日本に戻ったら図鑑を買いたいなぁ。

イネが食べられるので収穫が減ります。でも誰も、何も、追い払うことをしていません。

自分が作ったものは100%自分のもの。少しでも収穫量をあげたい。その気持ちはよくわかります。でも、この様子を見ていて少しお裾分けをしてもいいんじゃないか、と思いました。

 

小さな庭の、ほんの一角に毎年、葉物や豆を植えたりして楽しんでいるのですが、秋に植えて春に収穫するカキナはヒヨドリの標的になっていました。冬の間、食べ物がないヒヨドリたちが必死に葉っぱを食べるので丸坊主になり追い払っていましたが、君たちも食べ物に困っている時期なんだね、少しなら食べていいよ、という気持ちになりました。

生態系のピラミッドの広い部分にいる虫や鳥、それらが上を支えていて、下を豊かにしないと本当の豊かな自然は実現しないということなのかもしれません。もちろん頂点には人間。人間を支えてくれているたくさんの生き物たちを大切にしないとなぁと思いました。