冬芽と鳥散布
面白い冬芽を見つけました。
アワブキです。この独特な形。
こちらはヤマウルシの冬芽。
これも個性的な形なので覚えやすいです。
***************
林縁にマンリョウが生えていました。
マンリョウは鳥散布。鳥が実を食べて、フンとともにタネが親から離れた場所に運ばれて芽を出します。
どこにマンリョウの親があるのだろう、とキョロキョロしながら歩いていたら・・・。
見つけました。親の方が、なんとなく葉の元気がないように見えます・・・。
***************
今日もカラの仲間に混じってメジロが移動していたのですが、光が当たった喉元が綺麗!!こんなに明るい黄色だったとは!
***************
植物は同定するのが本当に難しいです。
図鑑は全体像のほんの一部しか載っていないので、葉を触ってその質感を感じたり、においを覚えたり・・・。そんな図鑑ができないかなぁ。
気になるものは写真を撮り、家に戻ってから図鑑で確認しましたが、科がどれだか思いつかないものもたくさん。
多分、植物の勉強は一生続くんだろうなぁ・・・。植物だけでなく、鳥も、虫も、キノコも。楽しみながら学びたいと思います。
初鳥見
空気は冷たかったけれど、清々しい1月3日。
犬の散歩がてら鳥見に行ってきました。
集団で移動しているツグミ。
胸の模様がシック。
すぐ目の前に現れたジョウビタキ!
メジロはカラの集団について移動中。エナガと同じようにつついているけれど、食べられるのかな??
藪の中にいたシメ。黒が濃いのでオスでしょうか・・・。
カワラヒワの集団も。きみは飛ぶ時、ハッとする色だね!
そして、見た瞬間はカシラダカだと思ったけれど、ホオジロのメス??
でも、こんな住宅街の近くにホオジロが来るんだろうか・・・。
冬芽を見る余裕がなかったので、次回の楽しみに!
**********************
最近の住宅には門松をつけている家が少なくなったということを、散歩しながら気づきました。
松を立てている家と松飾りを玄関のドアに飾っている家と半々くらいで、残りの半分くらいは松飾りがありませんでした。
日本人の、昔から受け継がれてきた意味ある節目が、だんだん意味が抜けて、そしてそのもの自体も無くなっていくんだなぁとちょっと寂しく思いました。
私は決して信心深い人間ではありませんが、それでも日本人が持っていた、山や川、木などに神様がいるという感覚は、美しいなぁと思っています。お盆でご先祖さまを迎える意味が抜けて、休みになる形だけがお盆として残る・・・。
気象庁の生き物季節観測もなくなり、桜の開花予想もなくなりました。
私たち日本人はこれからどうなっていくのか気になります・・・。
雨のち晴れ
朝、少しだけ雨が降っていましたが、午後から晴れ間が出てきたのでカメラを持って散歩へ出ました。
地鳴きの声で、そこにいるのはわかっているのになかなか姿を見せてくれないウグイス。
一瞬出てきたところ。
メジロは軽いので、花びらに掴まって吸蜜です。
******************
おせち料理はセットのものを買う気になれず、毎年、食べたいものをちょっぴりだけ作っています。
今年も黒豆、田作り、たたきごぼう、なます、煮しめは作ろうと思い、今日は黒豆、田作りを作りました。栗きんとんや卵焼き、昆布巻き、かずのこ、タコなどは出来たものを買い、切って盛り付けるだけなので気が楽です。
お雑煮は夫の実家が食べている白味噌で。
子供の頃は、お正月はお店も閉まり家にこもって特別な感じがしたのですが、今やスーパーも元日から開いています。病院も介護施設もスーパーもコンビニも、たくさんの人が祭日に関係なく働いて人の暮らしを支えていると思うと、本当に頭が下がります。
今年は思うようにいかないことも多かった大変な年でしたが、新しい年が良い年になりますように。雨のち晴れになりますように。
ネコの表情が怒りに変わる時
犬の散歩で日向ぼっこ中のネコに遭遇。
「ん?犬が来た?」
「ちょっとぉ。ここ私の場所よ」
「これ以上近づいたら怒るわよ」
「来るなー!」
ついに怒らせてしまいました。
大型犬に立ち向かう、なかなか勇気のあるネコちゃん。
******************
イヌは、困った時、嬉しい時、嫌な時など、表情がはっきりとわかります。ネコは表情がほとんどないと思っていました。
でも、今日のネコちゃんは表情が徐々に変わっていくのがよくわかりました。
鳥ってどうなんだろう。ものを捉える視力もいいけれど、コミュニケーションは声だけ??声以外も使っていると思うけれど・・・。
2つのグリーン
バードフィーダー(ロケットと呼んでいるもの)にはヒマワリのタネが入れてあり、シジュウカラや、たまにジョウビタキがやってきて食べています。
その横に、スズメ用、そしてメジロ用の2つを増やしました。
なんとそこにワカケホンセイインコのつがいが!
体重があるせいかフィーダーが安定するまでバタバタやっていますが、長く滞在してガッツリ食べていきます。存在感があります!
ワカケホンセイインコはカゴ抜けどりと呼ばれている、外来種が逃げ出して住み着いたもの。暖かい地方の鳥なのに日本の寒い冬を乗り越えているようです。何年も前から飛んでいる姿は見ていましたが、まさか、すぐ近くで見られるとは思いませんでした。
こちらはメジロ。
メジロもつがいでやってきます。
ヒヨドリも時々とまろうとトライしていますが、体重が重いのでうまくいかず、メジロ専用になっています。
インコのグリーンとメジロのグリーン。
同じグリーンでも目立ち方が全く違います。メジロは日があたった新緑に溶け込むグリーン、ワカケホンセイインコはアピールするようなグリーン。
******************
水飲み場はフィーダーよりも大人気で、朝、氷が張るのでそれを捨てて新しい水に替えるとすぐにやってきます。
これだけ乾燥していると、多分、餌よりも水がないことが一番辛いんじゃないかと思っています。
******************
動物は、植物と違って自由に移動できる体を手に入れたことと引き換えに、絶えずエネルギーが必要になりました。特に鳥は高い体温を維持するために絶えず補給していますが、私は使っているエネルギー以上のものを最近、補給し続けています。
体が重くなる前に自重しなくっちゃ!と思いつつ、1週間後はお正月。まだ間に合う??それともお正月が過ぎてから何とかする???
バードフィーダーが呼んでくるものたち
ベランダにバードフィーダーを付けたら、シジュウカラやスズメたちが頻繁にやってくるようになりました。
ところが、そのこぼしたカスにつられてネズミが現れたので、家を齧られたら困るとバードフィーダーを2階の窓際に移動させました。
数日前から庭で黒白のネコが待ち伏せしているのを見かけます。
鳥たちが土に降りるところを狙っているようです。
カーテンを開けると慌てて逃げていきますが、今朝は違う種類の真っ黒のネコが待ち伏せ。
警戒心が強く、よく顔も見ないうちに逃げていきました。
現れたネコは太っているのでたぶん飼い猫だと思いますが、ネコって飼われていても野鳥を食べるんでしょうか?それとも狩りをするだけ??
たった一つのバードフィーダーが、次々と生き物を呼んで問題を引き起こすとは思いませんでした。
逆に、たった一つのバードフィーダーが、自然のつながりを意識させてくれました。
考えは大きく膨らんで、農薬で虫を寄せ付けない農業は、その虫を食べる生き物(小鳥など)を排除することになり、その生き物を食べる生き物(猛禽類)もいなくなるということなのではないかと。
人の都合の良いもので固められただけの生産性を高めることがないことを祈ります。
打つ手もないので、鳥たちが捕まらないよう時々カーテンを開けて見てみようと思います。
あちこちで見かけるジョウビタキ
東京から100kmくらい離れたところでも、見かけました。
このほかルリビタキも見かけました。
冬、どれくらいの数が渡ってくるんだろうか・・・。
*****************
そろそろ年賀状の準備をしないと、と思い、年賀はがきだけ買ってきています。
年々、枚数が減っています。LINEで来る人も増え、来年はメールに切り替えようと思う人もいて、2年前の半分くらいになりました。
クレジットカードの明細も紙ベースは有料になるなど、どんどん紙でのやりとりが減っているように感じています。
これから先、どのように変化していくのか・・・。気になります。