ほんのちょっぴり、人を思いやる気持ち
人の気持ちをわかったつもりでも、本当にわかることは難しいと言われています。
どうしても、自分が育ってきた環境から得た体験の枠から出ることは難しいからです。
それは自分のフィルターを通した世界でものを考え、相手を考えることになるからで、ニュースでさえ、マスコミのバイアスがかかっているのではないかと思いながらTVをみています。
今回、このコロナウイルスの蔓延で自粛を強いられている中、それでも旅行で外出するなどそれぞれの考え方の違いが報じられていますが、ちょっとだけ、人の状況に思いを馳せて欲しいと思っています。
動き回ることでコロナに感染すると、休みなく命を救うために働いている医療関係者をさらに苦しめることになります。
医療の現場では、パチンコで感染しても、沖縄旅行で感染しても、家にじっとしていて日常の買い物で感染しても、誰もが同じ命として懸命に救おうと働いています。
そんな彼らをちょっぴり想像して欲しいと思うのです。
阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などを頑張って乗り越えてきた私たちだからこそ、今は少しだけ我慢して、また以前の生活を少しでも早く取り戻したいと切に願っています。
(ベランダのモッコウバラ)