毎日の出会いは一期一会

毎日出会うすべてのものたちから、記憶に残したいものを少しだけ

森は秋模様

昨日は朝から森へ行っていました。

まだまだわからない樹種が多く、写真を撮ってきたものを家に戻ってから図鑑で確認しています。

花や実など、決定打的な特徴があれば同定しやすいんでしょうけれど、葉の形や樹皮だけだと素人にはハードルが高いです。自信のない同定が3つほど残りました・・・。もう少し調べたいと思います。

 

森はすっかり秋模様。夏の間、時々見かけたオオスズメバチも、気温が下がってきたためか見かけませんでした。

 

クリがたくさん落ちていました。栽培されているものと比べると小さいですが、山のクリは甘くて美味しいです。

ドングリは、実がそのまま落ちてコロコロ転がって発芽しますが、クリは、ちょっと余分にエネルギーを注ぎ、鋭いトゲをたくさんつけたイガを作ってその中にクリの実を入れています。その理由は、動物から守るためとか、虫から守るためとか言われていますが、落ちた時にイガが割れるので、うーん、クリにどうしてか聞いてみたい(笑)

f:id:pecoranera:20201004085003j:plain

 

ほとんどのイガの中は空っぽ。人が拾ったというよりは、動物が食べたかな。

f:id:pecoranera:20201004084945p:plain

 

オニグルミの実もたくさんあり、殻が割れたものも落ちているのでリスやネズミが食べているようです。

 

クマのフン(昨日のもの)が近くにあったようなので、クリやドングリをたくさん食べて冬眠の準備をしているのでしょう。

まだ近くに潜んでいるようなので、ちょっと緊張しながら歩きました。向こうも人の気配に緊張して陰から様子を窺っているかもしれません(笑)

先に人間に気づいてもらうためにもクマ鈴は必須ですが、鳥見には本当は付けたくないところ・・・。

 

森はたくさんの生き物たちが生きていくために必要な場所、危険なリスクをなるべく避けるようにしながら楽しみたいと思います。